図書館や研究機関などが所蔵している書籍・資料は、経年変化により劣化し、また度重なる閲覧、貸出しによる破損などが生じているのが現状です。その破損状況に対して、最も適した保存・修復方法を考案し、対処します。行政文書などは一冊にまとめて装幀し直すなど、今後の使用目的に適した修復と仕立てを行うこともあります。
また、絵画、書跡、文書、冊子、地図、新聞、ポスターなどの紙資料だけではなく、油絵、木造品(絵馬・木簡他)、陶磁器、漆工品、人形、洋書(革装本)など多岐にわたって修復しています。材質が異なる分野にまたがる複合的な修復も数多く取り扱っています。 |